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私たちは日本の企業や大学と広い範囲の専門知識を発展させて行きたいと強く願っています。推進してきた研究開発のテーマはクランフィールド大学内にある、また北九州キャンパスの研究者が持つ特定の技術に関連したプロジェクトに結びついています。


日本における現在の開発テーマはエコデザイン、バイオテクノロジー、ナノバイオテクノロジーの分野です。これらのテーマは北九州市立大学や九州工業大学との連携において開発されてきました。すべての研究テーマは、環境を守るために実用的な解決法を開発することによって人間の経済や社会活動にとってより持続可能な未来をもたらすことを基本としています。


●エコデザインとサステナビリティ(持続可能性)
エコデザインは環境管理の一つの手法であり、その基盤となるのは製品、あるいはサービスの開発と使用のあらゆる段階、つまりデザイン過程から原材料の調達、商品の製造、その使用と最終的な廃棄にいたるまでの全ライフサイクルを考慮したものです。エコデザインが目指すものは総体的な環境影響を最小限に抑えながら製品やサービスの寿命を通して性能を最大限に高めることです。

しかしながらもっと根本的な手法ではエコデザインを要求される機能やサービスを満たす方法という意味で捉えます。したがって製品というよりは機能が開発や革新の出発点となるのです。

●バイオテクノロジー
バイオテクノロジーとは人間の科学技術のために生体やその構成要素を利用することです。おそらくこれは21世紀における科学分野の最も重要なアプリケーションであることは間違いなく、私たちの生き方を根本的に変えていくものでしょう。

クランフィールド大学において私たちは生体の成分を組み合わせ、センシング機器を作っています。つまりバイオセンサーと呼ばれるものです。バイオセンサーは極めて感度が高いデバイスへとつながる可能性のあるもので、一般的なプラットフォームを使い、例えば特定の化合物かあるいはある種類の化合物の構成要素を検出するなど、求められるいかなるレベルの選択性も提供することができます。競合する技術と比較するとバイオセンサーはこの点で非常に有利であり、ユニークであるといえます。センシングのメカニズムに加えバイオセンサーには検出をしたことを信号化するトランスデューサ(変換器)が必要です。(CUKのバイオテクノロジープロジェクトにおいては、検知によって化学反応が誘発され光となって現れます。そしてこれ自体が光子計数器の中で検出されるのです)

この研究は健康機器だけでなく環境、食品、防衛、警察活動、その他セキュリティ分野のアプリケーションにも適用される新世代のセンシングデバイスへとつながります。



今日まで最も製造されているバイオセンサーである糖尿病患者が利用する血糖分析器はクランフィールドで開発されました。

クランフィールド大学北九州キャンパスのバイオテクノロジーのテーマは新規なバイオセンシング技術を開発することですが、これは動植物と人間の両方の健康を改善するような環境において活躍します。

●ナノバイオテクノロジー
ナノテクノロジーとはナノメータ、つまり分子ひとつ、あるいは超分子集合体のサイズのレベルで制御する材料やプロセスのことを表します。またナノバイオテクノロジーとはこの規模での生物学的、バイオミメティック(生体模倣)、あるいは生物規範型分子や集合体の素材やプロセスのことをさします。また医学分野などで生物学的プロセスをモニターおよびコントロールするために用いられるナノテクノロジーの装置も含みます。

北九州キャンパスのナノバイオテクノロジー部門の研究では、さまざまな種類の光集積装置と光ファイバー装置、装置そのものだけでなく、特にセンサー、モジュレータの増感のための、高性能のナノ構造材料開発を中心に行っています。バイオセンサーは急速に調査、開発製造の進んでいる分野で、さまざまな濃度の物質を検出する技術的手法です。生物システムの感度を利用することで限界のある従来の手法よりかなり低い濃度の物質にも反応することができます。

光ファイバーを用いたセンサーの適用と利点:
□生態学分野 環境中の有害な汚染物質の検出
□医療分野 臨床検査やモニタリングにおいて体内への侵襲性を最小限にとどめる
血管へ入れた単一のプローブで複数のパラメータを同時測定することも可能
検査室での分析時間の大幅な短縮と精度の向上も可能
□食品業界 食品の品質管理
□その他 農地土壌の組成や動的状態のモニタリング
電気センサーを用いると危険な爆発物の検出





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