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2001年4月の開設以来、クランフィールド大学北九州は日本の大学、企業、公的機関と共同プロジェクトを生み出そうと活動
を進めてきました。北九州学術研究都市(KSRP)という基盤から、北九州市立大学国際環境工学部、九州工業大学大学院生命体工学研究科、早稲田大学大
学院情報生産システム研究科、北九州市などと強力な連携が構築されてきました。プロジェクトは地域社会や企業にとって利益となるように展開
しています。
現在行われている、また将来行う予定のプロジェクトの主要なテーマとその議題は、社会や環境に貢献すると同時に、商品開発のための実践的解決法を展開することによって、持続可能な未来を達成することを目標としたものになっています。
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環境センサ
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| 1. |
ナノコーティングを有する光ファイバー環境センサの開発
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研究者:
この研究プロジェクトでは、光ファイバーとナノ技術を組み合わせた新規光導波路センサデバイスの開発をしてきました。このプロジェクトの主な研究目標は、室内および野外環境、大気および
水質環境などで発生する低濃度(ppb)VOCを検出可能な高感度光センサデバイスの開発です。また、このプロジェクトは(i)光学ファイバーのコア−にグレーティングの新規光機能構造の
作製(ii)光ファイバーの機能化に用いる材料や修飾技術の最適化を行うことに焦点を当てています。光学ファイバー出力装置の高感度化と最適化に使用されるコーティング技術は、ナノ物質の
自己組織化によって構成される多層構造薄膜に様々なセンサ機能を与えることができます。
センサは一般的な空気と水の環境、食べ物と飲み物業、医療とバイオセンサに利用可能です。
発表論文:
1. S. Korposh, S. Kodaira, W. J. Batty, S. W. James, and S.-W. Lee*, Nano-assembled thin film gas sensor. II. An intrinsic high sensitive fibre optic sensor for ammonia detection, Sensor and Materials, Vol.21 No4, 2009, pp. 179-189.
2. S. Korposh and S.-W. Lee*, Fabrication of sensitive fibre-optic gas sensors based on nano-assembled thin films, in: Optical Fibre, New Developments, In-Tech publisher, 2009.
3. R. Selyanchyn, S. Korposh, S. Kodaira S.-W. Lee*, Nano-assembled thin film gas sensors. V. Palm skin gas detection using an evanescent-wave optical fiber sensor modified with a porphyrin film, Sensors and Actuators B: Chemical (submitted) 2010.
4. W. Yasukochi, S. Korposh, R. Selyanchyn, S.-W. Lee*, Fabrication of SiO2 Nanosphere Porous Films: a Novel Approach for Infusion of Optically Sensitive Functional Compounds, Sensor Letters (submitted) 2009.
5. S. Korposh, S. W. James, S. Topliss, S.C. Cheung, W. J. Batty, R. P. Tatam, S.-W. Lee, Fibre optic long period grating (LPG) chemical sensor based on the mesoporous coating, Optics Express, Vol. 18 Issue 12, pp.13227-13238 (2010)
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| 2. |
バイオ分子界面の構造と機能応用へのケモメトリクス適用による高度化技術開発
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研究者:
研究の理論的根拠:
春山教授と、その研究グループが強力に推進している分子素子研究です。春山研究室が独自に開発した、幾通りもの分子層の精密形成方法と、それによって得られる様々な分子界面現
象に対する高度なレベルの知見があります。このプロジェクトは、高処理量分析(HTA)技術としてバイオセンシングシステムの開発に関わっており、それは春山教授の指導によるシ
ナプスモデル細胞を使った神経病薬の開発により見出されました。HTAバイオセンシングシステムは複雑なセンサシグナルを出力します。このデータを価値ある情報へと解釈すること
は、調剤開発での高処理量利用のための細胞バイオセンサの発達のための障害となっていますが、この障害はクランフィールド大学の生命情報工学グループのコンラッド・ベッサント
博士との共同研究により克服されつつあります。
プロジェクト目標:
この研究の目標は、分子界面の科学を調査することと、その研究の結果から、分子デバイスを発達させることにあります。バイオアッセイシステムの出力による有益な情報を抽出する
分析法を共同で開発しています。例えば、薬の効力や安全性などに関するものなどが挙げられます。この共同研究によるデータ分析手法の応用や発展は、センサ出力の分析に貢献し、
また、この技術を実践利用するための足がかりとなっています。
発表論文:
Chisato Tanoue, Hitoshi Asakawa, Michael Cauchi, Conrad Bessant, Shinya Ikeno and Tetsuya Haruyama, Tissular model/sensor seamless system for qualified analysis and its characterization, Biochemical Engineering Journal, in press (accepted 2010.8.15)
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| 3. |
参照光を使用しないレーザー顕微鏡の光分解能化技術開発
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研究者:
研究の理論的根拠:
2011年には量産されるシリコンチップセットの回路チェックのために、10nmオーダーの分解能が必要とされています。しかしながら現時点では、この分解能は電子顕微鏡(SEM)以外では不可能です。
電子顕微鏡を使用する場合、真空条件化である事が必要であるため、生産ライン上にサンプルをのせたままテストを行うことは不可能です。このため、大気雰囲気下で10nmオーダーの光学分析機器を
使用した生産ライン上での各シリコンチップセットの高解像度テストが行える技術の開発が求められています。
プロジェクト目標:
この共同研究プロジェクトのカギとなる目標は、赤外線レーザを用いて二次元で100nmの解像度を達成するために、X線スペックル技術を、
可視スペクトラムへ画像再構成することです。この目的のため、レーザースペックルインターフェース装置の開発と応用が専門の
スティーブンジェームス博士と、二次元X線スペックル分析アルゴリズムを考案開発している鈴木拓准教授が協力し研究を行っています。
もしこの実験が成功すれば、解像度100nm以下を達成するために、ブルーレーザーを使用した更なる開発を行うことになることとなるでしょう。
発表論文:
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